先日、シアターコクーン稽古場にてマスコミ向けに公開稽古を行いました。公演より一足早く“沈黙”を体験した感想は、みんな一様に「すばらしい」。その後の質疑応答でも多くの質問が出ていました。
その中でも印象的だったのが、今回の出演者についての勅使川原の言葉。「作品世界を具現化するために世界でもっとも相応しいダンサーたちである。」と評するダンサーたちは、休憩時間になればまだあどけなさの残る若者たちですが、ひとたび稽古が始まれば一流の表現者の顔つきになります。
濃密な稽古時間をすごし、勅使川原の指導を受けた彼らがどのように変化・成長するのか。勅使川原の生み出す“沈黙”を体験する空間とともに、彼らのダンスにもご期待下さい!
※公開稽古の様子は後日動画でアップする予定です。

©宮川舞子