100年前の子どもの遊び
村の子どもの日々の暮らしを描いたアンカー。展覧会では、家の手伝いを一生懸命する子どもの姿が印象的です。水を運んだり、家畜に餌を上げたり、薪を運んだり…100年前の子どもたちは、とっても働き者。もちろん、そんな家の手伝いや宿題をする姿のほかに、無邪気に遊ぶ姿もたくさん描かれています。
戸外では花環を編んだり、リスを追って森に入ったり、水遊び、シャボン玉をする子どもたちの姿が、室内ではあやとり、人形遊び、指人形、積み木、ボードゲームに興じる子どもたちの姿があります。≪ドミノゲームをする少女≫では、一所懸命ゲームをする少女の空気まで伝わってくるほど。展覧会会場では、インス村のアンカーハウスより実際にお借りした、ドミノゲームや積み木などのおもちゃも3点展示しています。今ではちょっと懐かしいと感じる遊びも多いかもしれません。
それでは、今のスイスの子どもたちはどんな遊びをしているのでしょう?
「スイスも日本と同じ。TVゲームですね」と、スイス大使館文化広報担当参事官ネルソンさん。
100年後の未来、同じようにTVゲームを懐かしく思う日も来るのでしょうか…?
|
|
|