ベルン美術館紹介
「アンカー展」に協力していただいたのは、アンカー本人もその立ち上げに携わったという、スイスの首都に建つベルン美術館。16点もの作品が今回の展覧会に出品されています。今回はベルン美術館を紹介したいと思います。
ベルン美術館は、アーレ河湖畔に建つ、歴史と品格を感じさせる美術館です。日本と比べると、ゆったりとした空気が流れているのが印象的。初期ルネサンスのドゥッチオ、フラ・アンジェリコから、19、20世紀のクールベ、セザンヌ、マチス、ピカソ、シャガール、スーチン、カンディンスキーまで約8世紀に渡る世界的な名作が揃っており、もちろんアンカーやホドラー、オッペンハイムなどのスイス人アーティストの作品も充実しています。特に特筆すべきは、パウル・クレーの2000点以上のコレクション。クレー好きには垂涎の美術館です。
なんと、今回日本にも来日した、ベルン美術館学芸員、テレーゼ・バッタチャルヤ=シュテットラーさんの曽祖父が、この美術館の設計に関わったそうです!これにはBunkamuraミュージアムスタッフもビックリでした。
アンカーの絵に魅せられて…スイスを訪問した際はぜひベルン美術館に足をお運びください。
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