今回は、舞台美術プランナーの大沢佐智子さんとともに中国で製作中の舞台セットの確認。
上海にあるライオンアートという工房に行ってまいりました。

唐の時代の長生殿のセット、謝阿美が渡ってくる
海を表現する幕など、工房内のあちらこちらで
作られていました。日本からは大沢さんの他にも
舞台監督の菅原さん、技術スタッフ、さらに背景さん
(背景となる幕の絵を描く職人さん)も同行し、
確認だけではなく一緒に作業を行いました。

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海の幕の最後の仕上がりをチェックする大沢さん。手まで海色です。
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合計3日間工房に通い、ライオンアートの職人さんたちとも意気投合。もちろん言葉も違えば、
仕事のスタイルも、進める速度も違うので、越えなければならない壁はたくさんありますが、
やはり技を持つ人同士、我々にわからない共通の言語でつながっているように見えました。

ライオンアートの社長のジャオさんと大沢さん
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中国の背景さんと日本の背景さんの共同作業。
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お昼も工房のなかでいただきました。
今日は運転手のソンさん作。
調理師免許も持っているとか・・・多才です。
(スタッフTM)