◆ここからはじまった◆

ひとつの公演が生まれるにあたり、“スタート”地点を遡れば、ずっと昔にまかれた種のところに行きつくのかもしれません。
プロデューサーたちが酒を酌み交わす席であふれ出たアイディアであったりする場合も・・・。
この「舞劇 楊貴妃」の場合はどこなんだろうかなあと、思いをめぐらすと、もしかしたら、中国とのつながりという意味ではBunkamuraオープン当時の「魔笛 まほうのふえ」(1989年初演。西洋のオペラを東洋人の感性で解釈しBunkamuraが制作した作品。)がその種だったりと考えることもできます。
そういう意味では通過点にもなるのかもしれませんが、ひとつたしかな“はじまり”は2006年7月のこの“スタッフ顔合わせ”だったともいえます。
中国からはプロデューサーのソン・ミンザン氏、演出・振付のジャオ・ミン氏。
日本からは芸術監督・演出、美術、照明、衣裳、舞台監督、制作のスタッフが一同に会し、「舞劇 楊貴妃」のプロジェクトが始動したのです。
    芸術監督・演出:松本重孝氏        演出:ジャオ・ミン氏
    舞台美術:大沢佐智子氏          装置設計:島川とおる氏           衣裳:前田文子氏              照明:勝柴次朗氏
それぞれが日本の各分野で活躍されるプランナーばかりで。こんな顔ぶれで作り上げられていく舞台。これほど幸せなことはありません。

改めてプランナーの皆さんのご紹介も別の日に。

(スタッフTM)

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