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4月3日、オーチャードホールのリハーサル室にて「アクロバティック 白鳥の湖」来日記念イベントが開かれた。出席者は白鳥役のウ・ジェンダン、王子役のウェイ・バォホァ、そして本公演の宣伝プロデューサーに任命された石田純一とMCの君嶋ゆかりの4人。数々の賞を受賞し、APECなどでも演技を披露している中国が誇るスターカップルのふたりが来日したとあって、マスコミも大勢かけつけ会場は熱気に溢れた。

 
まずは石田と君嶋のふたりが登場。すでに舞台の映像や一部の演技を生で目にしていたふたりは「人間があんなことができるとは!」「緊張の糸が張っているような、芸術性もスゴイ!」と絶賛。言葉を尽くして本作の魅力を伝えようとし、さらにここは百聞は一見にしかずということで、ウとウェイが登場し、実際に舞台の一部を披露してくれた

狭いリハーサル室、仮説のステージという悪条件をものともせず踊るふたり。一回転したり、肩の上につま先立ちしたり…超人技の連続に取材陣からは惜しみない拍手が送られた。

 
来日前に、ちょうどロシア公演を終えたばかりだったふたり。クラシック・バレエの本場であるロシアでは、公演前まで「なぜ、わざわざ中国から『白鳥の湖』を呼ばなくてはいけないのだ」と疑問視する声もあったという。しかしモスクワのクレムリン大劇場をはじめ、公演は連日超満員で大成功。さらには優秀なダンサーに与えられるウラノワ賞も受賞した。この出来事はふたりに自信を与えたといい、日本公演の成功も信じていると語った。

マスコミ陣からは公演に関して様々な質問がされ、「公私ともにパートナーで、やりにくいことは?」という質問も。ウは「昔は朝昼晩、1日に3回ケンカしていた(笑)。でも舞台には絶対持ち込まない。お客さんは、その一度だけを見るのだから」と答え、ウェイは「冗談ですけど…」と前置きしながらも、白鳥に恋する王子という本作のストーリーになぞらえ「公演ごとに、新たに彼女に恋しているよう」と答えた。これに“愛の伝道師”石田が「中国の石田純一がここにいましたね!」と答え、会場には笑いが。フォトセッションでは、石田に関してのさまざまな噂を聞いていたというウが「ガールフレンドのひとりとして踊ってください(笑)」と石田を誘いポーズをとった。



text by 山下由美(フリーライター)
©山田浩一郎
 
 
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