アンドリュー・ワイエス
![]() Andrew Wyeth (1917-) |
1917年7月12日、アメリカ、ペンシルヴァニア州チャッズ・フォードに生まれる。9歳で水彩画をはじめる。1937年ニューヨークで初の個展開催、全作品完売。21歳の時義兄にテンペラの手ほどきを受ける。23歳で最年少のアメリカ水彩画協会員に選出される。1939年妻となるベッツィにオルソン姉弟を紹介され、姉を描いた《クリスティーナの世界》(1948)はのちにニューヨーク近代美術館のコレクションに入る。2006年フィラデルフィア美術館で開催された大回顧展「アンドリュー・ワイエス メモリー&マジック」は、ワイエス研究に大きな成果をもたらした。2007年ブッシュ大統領より芸術勲章授与、画家としての評価はますます高まる。日本での人気も高く、1974年初の回顧展以降、1995年テンペラの代表作を中心にした日米共同の展覧会など、度々展覧会が開催される。