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展覧会紹介
コラム
ジョン・エヴァレット・ミレイ展
  展示概要
 
 
   
19世紀の英国を代表する画家、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-96年)の10代から晩年までの広い範囲の作品により、 画業の全容を紹介する本格的な回顧展です。ロンドンのテート・ブリテンで2007年9月から始まった本展は、イギリスでも1898年に開催された回顧展以来、初めてのミレイの大規模回顧展として話題になりました。今春、アムステルダムのゴッホ美術館で開催された後、いよいよ日本に巡回します。
ミレイは、早くから天才の誉れが高く、1840年には11歳という史上最年少でロイヤル・アカデミー(王立美術学校)への入学を許可されました。しかし、美術学校の授業や古い慣習に不満を抱き、1848年秋にダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウィリアム・ホルマン・ハントらと 「ラファエル前派兄弟団」を結成。革新的芸術運動の中心的役割を担い、注目を浴びます。67歳で亡くなるまで、唯美主義的作品、子供を主題とした作品、肖像画、風景画など、新たな技法を探求しながら、幅広いジャンルの作品を手がけたミレイは、当時のヨーロッパで最も人気のある画家のひとりとなりました。そして、1896年、亡くなる直前にはロイヤル・アカデミーの会長に選ばれています。
 本展は、今年が日英修好通商条約調印150年にあたるUK-Japan2008の公認イベントであり、代表作《オフィーリア》、《両親の家のキリスト》、《マリアナ》など、テート・ブリテンをはじめ、英国内外の主要コレクションから、油彩、素描など約80点を紹介します。中でもシェイクスピアの「ハムレット」のヒロインを題材にした《オフィーリア》は、テート・ブリテンでも最も人気の高い作品のひとつで、ミレイ・ファン待望の来日となります。
 

会 期

2008年8月30日(土)−10月26日(日) 開催期間中無休

開館時間

10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)

会 場

Bunkamuraザ・ミュージアム

交通案内

電車の場合お車の場合

主 催

テート・ブリテン、Bunkamura、朝日新聞社

後 援

ブリティッシュ・カウンシル

協 賛

野崎印刷紙業株式会社、第一交通産業株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社

協 力

ニッセイ同和損害保険、日本航空

お問合せ

Bunkamuraザ・ミュージアム  03-3477-9413

プレスお問合せ

「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」広報事務局(ウインダム内)
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-28-9 ヤマナシビル
TEL:03-3639-0725  FAX:03-3664-3833

巡回先

2008年6月7日(土)−8月17日(日) 北九州市立美術館

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