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出演者インタビュー

橋を渡ったら泣け / Bunkamuraシアターコクーン 2007年3月5日(月)〜29日(木)

常に出演作が話題の的となる個性派俳優、生瀬勝久が初のシアターコクーンでの演出に挑む!手掛けるのは、注目を集める劇作家・土田英生の傑作群像劇。

隔離された状況での人間関係がコミカル且つリアルに描かれる群像劇『橋を渡ったら泣け』。様々な役柄を演じ切る実力派俳優としてシアターコクーンでもおなじみの生瀬勝久が、6年振りとなる演出を手掛ける!
出演には、大倉孝二・奥菜恵・八嶋智人・小松和重・鈴木浩介・岩佐真悠子・六角精児・戸田恵子といった演劇ファンの心をくすぐる面々が顔を揃えた。魅力的なキャストを得て、軽妙な笑いの奥に人間の暗部を垣間見せる戯曲に生瀬の手腕がどのように発揮されるか。期待が高まる!

ストーリー

明日かもしれない近い未来、日本は未曾有の大災害に襲われた。生き残った数少ない人間は、瓦礫の中、自分達の力で生きていくことを迫られた──。
大災害から1ヵ月以上が過ぎた。ここ、信州・乗鞍岳の近くでは、数名でコミュニティをつくり、共同生活を送っている。人々は、つきとめられない原因を考えるより、現状を受け入れ、とにかく生きていくために冷静になることを選んだのだ。食品会社の倉庫にあった缶詰と湧き水で命をつなぎ、未来への緩やかな絶望を身につけながらも、人々は意外とのんびり暮らしている。
そこに、ひとりの男がやってくる。パンダの観光船で流れ着いたというその男は、自分達以外にも生きている人間がいたという希望と、閉塞し始めていた集団に新しい風をもたらすのだが──。

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