ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている

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\「AWA創設者」に聞きたいことを聞いてみた/

2023.12.16 UP

「AWA創設者」ワリー&アマンダ・コーヴァル夫妻来日記念インタビュー!


■Q:日本来日は今回で2回目とのことですが、日本の印象を教えてください。
私たちは東京の大ファンです。まだ2回しか訪れたことがありませんが、東京は世界で一番好きな街のひとつです。

■Q:日本に興味を持ったきっかけ、日本を好きになったきっかけは?
建築物、文化、食べ物......、都市がまるで催眠術にかかったかのように秩序だって動いています。どこの角を曲がっても、新しく面白いものを見つけることができます。それは「自分のための冒険を選ぶ」という終わりのないゲームなのです。アマンダと私はこれまで多くの都市を訪れましたが、東京は今でも私たちの(訪れたい街)リストのトップであり続けています。
AWA撮影「ウェス・アンダーソンすぎる」日本の風景(本サイト内のページにリンクします)
*日本での撮影ポイントコメント動画はこちらから↑↑

■Q:「ホテル・ベルヴェデーレ」(本展メインビジュアル)をAWAの初めての投稿場所に選んだ理由は?


AWAのInstagramで最初の投稿写真が「ホテル・ベルヴェデーレ」だったのは、AWAのプロジェクトで起こった多くのことと同じように、意図しない偶然の出来事でした。その写真が本の表紙に選ばれたのは、何かの運命かもしれませんね!

■Q:撮影秘話を教えてください。

 

(左)「レンジャーIIIフェリー」、(右)「Mind the Gap」エリアの車窓・船窓

「レンジャーIIIフェリー」はとても興味深い場所であり写真です。このフェリーは、アメリカ国内で最も遠隔地にある国立公園のひとつであるミシガン州のアイル・ロイヤル島へ乗客を運んでいます。この国立公園は到達するのが困難なためとても孤立していて、観光客もほとんど訪れず、住民の大半はヘラジカなのです!そして隔絶された場所といえば、南極大陸も到達するのが最も困難な場所のひとつでした。陸地がまったく見えない船航路で2日間。しかし到着してみると、想像を超えた素晴らしい体験をすることができました。あんなに素晴らしい写真を撮ることができたなんて、信じられません!

■Q:どんなカメラで撮影していますか?
アマンダと私はiPhone(どちらも14 Pro)で撮影していますが、チーフ・アドベンチャー・カメラマンのマージョリーはNikon D850とNikon z8で撮影しています。

■Q:もう一度行ってみたい場所はありますか?
また訪れたい場所はたくさんあるけれど、いくつか選ぶとしたら東京が一番で(今も東京にいるにもかかわらず*)、あとはブダペストとイスタンブールですね。
*インタビュー当時は来日中

■Q:ウェス・アンダーソンっぽい写真を撮影する極意
完璧なAWAショットを撮る秘訣はありませんが、いくつかのヒントをご紹介しましょう。
- 真正面から撮ること。
- ポップな色に注目する。
- 戸外で撮影しているときに、たまたま空にふわふわの雲があれば、それはボーナスポイントでしょう。