「風景画の誕生」展の際に作品と対峙する面白さを発見した、と言う福本さん。今回のギャザリングはそんなご縁から実現しました。舞台と展覧会、全く異なる分野のコラボレーションに内心ドキドキしていましたが、さすが福本さん。「ザ・ニュースペーパー」の一員として、時事ネタを面白く、分かりやすくアウトプットするという作業を日々されているだけあり、展覧会を読み解いていく視点にもその鋭さが表れていたような気がします。
舞台も展覧会も体験を楽しんでいただく場。今回の話の中にも出たように、そこでしか出会うことのできない“ライブ感”を大切にするという感覚はまさに舞台で活躍されている福本さんならではのものであり、私たち美術館にも共通する部分だと改めて感じることができました。演者として、アーティストとして、型にはまらない表現方法を追求されている福本さんの活動に今後も注目です!
佐藤(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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