ギャザリングを行なった日は、ちょうど渋谷にある専門学校・日本デザイナー学院の学生さんたちとのコラボレーション企画の最終日で、学生さんたちが作った「七つの罪源」を読み解くためのポップアップ絵本やミニガイドブックを浜崎さんにも見ていただいたのですが、学生さんの説明を熱心に聞いている浜崎さんの姿はまさに、
心をフラットにして作品や制作物からのパワーを浴びているような感じで印象的でした。
作品を楽しむ秘訣は作品を“浴びること”というのはほんとに名言だと思います。どうしても知識や情報から理屈で作品に向かってしまうことが多い中、なかなかその境地に達するのは難しいですよね。常に心をフラットにして作品や音楽のパワーやパッションをしなやかに受け止めてきたからこその浜崎さんの発言に深みを感じました。今後も多くの方が“浴びる“体験のできる美術館でありつづけていきたいです。
海老沢(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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