“芸術、料理、仲間たち”。ロートレックの人生にとってはどれもがなくてはならないものでした。“愛すべき画家をめぐる物語”という副題をつけた本展は、ふところの深いパリという街が生んだロートレックの作品や料理、そして仲間たちとの交流をとおして新たな人間像を浮かび上がらせようという展覧会です。私もこぐれさんと同様、「今までよりもっと親近感のある《好き》という気持ち」で彼の作品に接することができました。今回こうしてこぐれさんに“ロートレック・コネクション”の環に加わっていただき、ご一緒にロートレックの生きた時代のパリに想いを馳せることができ幸せでした。
高山(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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