影響を受けていないグラフィックアーティストはいないんじゃないかと思えるほど、グラフィックやデザインの世界に強いインパクトと影響を与え続けているエッシャー。今回のギャザリングもやはりそういう方に熱く語っていただくのがいいかなーと思いつつ、でもあまりにもストレートすぎて意外性がないかなと、着物柄にお詳しい永田欄子さんにお声がけさせていただいたのですが、内心はあまりエッシャーをお好きじゃなかったらどうしよう・・・とドキドキでした。しかし、持ってきていただいた着物柄を見て、これほどまでにエッシャーの世界に近いとは思わなかったので本当にびっくりしたのと同時に、日本人がこれだけエッシャーに惹かれるのもなんとなくわかったような気がしました。着物柄の魅力にもはまってしまいそうです。
海老沢(Bunkamuraザ・ミュージアム) |