杉浦さんは、日本の美術館ではまだまだ希少なギャラリーエデュケイターとして森美術館でバギーツアーを実施したり色々な試みをされている頃から、ぜひお話を伺ってみたいと思っていたので今回は本当に勉強になりました。このギャザリングのあとで、大勢の小学5年生を前にベルギー象徴派展について説明する機会があり、象徴派を小学生にどう説明すればいいんだろうと悩みましたが、杉浦さんのお話から、単に展覧会の内容を説明するのではなく作品の見方や接し方のきっかけを伝えることを心がけてみました。アート・リテラシーという言葉が浸透しつつありますが、このギャザリングもその一端を担う活動をしていければと思っています。
海老沢(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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