ポップ・アートというと、同時代ではないけれどすごく身近に見慣れている感じでいわゆる過去の美術という感じもしなくて…と微妙な印象があり、展覧会のプロモーションにあたっても、同時代の人が当時を思い出して懐しく観るのか、若い人たちが現代的な感覚で楽しむのか判断しかねたのですが、結果としては、歴史としてではなく現代の広告やデザインを見るような感覚で楽しんでくださった若い世代のお客様が圧倒的に多かったようです。若木さんとお話させていただいて、そのあたりの位置付けがよりクリアになったような気がして有意義でした。
海老沢(Bunkamuraザ・ミュージアム) |