動物や花を閉じ込め、魔法をかけて1センチほどにしてしまったかの様な、小さな小さなガラスの欠片。それがナカダマサヒデの作りだす作品たちです。
ゾウ/ヒョウ/カエル/ヤモリ/トンボなどの動物、ドラゴン/フェアリーなどの幻獣、バオバブの木/ヤシの木/スイレンなどの植物、青空に浮かぶ雲/オーロラなどの景色、星座/天の川などの宇宙。そのままを、ギュッと濃縮して固めてしまったと見まがうリアルな造形。それを1~2センチのガラスの欠片の中に細工しています。ガラス板を削り、割り、粉にしたものを材料にしており、何も無い所から生み出す技は、作家ナカダが自ら編み出したオリジナルの技法です。
今展示は「冒険」がテーマです。自分が冒険の主人公です。そこで出会う動物、植物、または伝説上のモンスターに作品の中で出会うことができます。仮想と現実が重なり合った不思議なストーリーをガラス作品で表現してまいります。
※ 作家は連日在廊予定です。
【作家プロフィール】
法政大学在学中に色彩能力検定1級取得。イギリスを代表するデザイナー、ポールスミスにてファッションにおける様々な経験を積む。2002年独学でガラス工芸を始める。百貨店・ギャラリーにて展示。マリンダイビングフェア(池袋サンシャイン)に出店。名古屋LACHICイベント・神戸TORGALLERYにて個展。表参道ヒルズgallery80個展。渋谷区の大型複合文化施設Bunkamura Box Galleryにて毎年2回個展。
※池袋サンシャイン水族館内ショップにて常設展示販売