伊藤 博敏 Hirotoshi Itoh

東京藝術大学で学んだ鍛金の非常に繊細で高度な技術と、現在の仕事である石材との関係性を最大限に生かしてシニカルでウィットに富んだ作品を生み出している。 原石に近い石の一部にチャックが付けられ、その中にコインや貝殻がまるで一杯詰め込まれているかのような作品は、現代社会をどこか俯瞰して嘲笑しているかのようにも見え、又時間という観念について、見る人に問いかけているようにも感じられる。その作品のファンは全世界に及んでいると言っても過言でない。
1958年 長野県松本市生まれ
1982年 東京藝術大學美術学部工藝科卒業

1987年 アトリエヌーボーコンペ審査員賞
1990年 東京デイリーアートコンペ入選
1995年 第2回トリックアートコンペ優秀賞
    (第3回〔1997〕第4回〔1999〕第5回〔2001〕入選)
<主な個展>

他多数開催

<主なグループ展・アートフェア>
1992年 アビターレイルテンポ(イタリア)
2006年 SOFA Chicago ( '07、'08)
2007年 「Japan Month in Houston」 Contemporary Japanese Arts and Crafts(アメリカ)
SOFA New York ('08、'09)
2008年 「MIASA EXHIBIT」(アメリカ '10)
2013年 アートフェア東京2013(東京国際フォーラム)
「彫刻家からの贈り物展Ⅲ」(Bunkamura Box Gallery)

他多数

   
<パブリックコレクション>