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2017.10.20 UP

パートリーダーからひとこと!:サクソフォンの神保佳祐さん

「パートリーダーからひとこと!」第6弾は、サクソフォンの神保佳祐さん。
“芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー”の第一期生で、現在はアンサンブルの分野での活動を中心に、多くの管弦楽、吹奏楽の公演に出演されています。

―学生時代は吹奏楽部に入られていましたか?

「サクソフォンに初めて出会ったのが、中学校の吹奏楽部でした。その時はサクソフォンのこともよく知らず、オーケストラと吹奏楽の違いもわからない状態でした。中学・高校と吹奏楽部でアルトサクソフォンを続け、大学でも授業やサークル活動で吹奏楽には常に関わっていました。」

―初めて買ったCDやレコードを覚えていますか?

「楽器を始めて間もなく、須川展也さんの《suger》と渡辺貞夫さんの《My Dear Life》を買いました。」

―思い出の1曲をあげるとすると?

「中学校で吹奏楽部に入部して、初めてのコンクールで演奏した、ヴァーツラフ・ネリベルの《フェスティーヴォ》です。難易度的には易しい楽譜なのですが、当時の顧問の先生の愛のある厳しい指導のもと、とても時間をかけて練習しました。人と演奏することを楽しむきっかけになった、今でも忘れられない作品です。」

―サクソフォンは吹奏楽のアンサンブルの中ではどのような役割だと思われますか?

「アルト、テナー、バリトンで役割が全く違うのですが、私が今回演奏するテナーサクソフォンはユーフォニアムやトロンボーンとハーモニーを奏でたり、木管楽器と金管楽器のサウンドの架け橋のような役割だと思っています。」

―今回のパートメンバーをご紹介いただけますか。

「全員、それぞれがカルテットや吹奏楽、オーケストラでバリバリ活躍中の、若手奏者の中でも特に頼もしいメンバーです。クラシカルな作品からジャズテイストの作品まで、素晴らしい演奏をしてくれること間違い無しです!」

―最後にお客様にメッセージを!

「各セクションに素晴らしい奏者の集まった演奏会に、私自身も今からワクワクしています。是非11/11はオーチャードホールへお越しください。」