休日の午後にNHK交響楽団の奏でる名曲を楽しむ「N響オーチャード定期」。第100回を祝う今シリーズは20シーズン目にあたる。記念のシーズンにふさわしい名指揮者、名演奏家、名曲のラインアップである。なかでも、N響桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットとN響桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージの登場が注目される。出演時90歳となる巨匠ブロムシュテットのベートーヴェンは聴き逃せない。第100回はアシュケナージが十八番のチャイコフスキーを取り上げる。人気のアリス・紗良・オットとの共演も待ち遠しい。そのほか、N響の“常連”といえる広上淳一とN響との親密なコラボレーションも聴きものである。また、アジアの新星、シンガポール出身のダレル・アンやウィーン生まれのサッシャ・ゲッツェルなどの若い才能との出会いが興味津々だ。巨匠ゲルハルト・オピッツ、日本を代表するソプラノ森麻季、新鋭セバスティアン・マンツなど多彩な共演者も楽しみ。
<N響オーチャード定期の楽しみ方いろいろ♪>
●ロビーコンサート
N響の精鋭メンバーによりロビーコンサートを開催! 楽員自らがセレクトするこだわりのプログラムをお楽しみいただけます。
※毎公演、14:45頃から15分程度の演奏。
●N響オーチャード定期Facebook
N響オーチャード定期に出演する指揮者やソリスト、楽員からのインタビューのほか、生のメッセージが見られます。時には、ここでしか見られない演奏風景なども掲載!
●N響楽員インタビュー
N響オーチャード定期HPでは、楽員インタビューを掲載。演奏する楽員の視点から、毎プログラムの聴きどころや楽しみ方を紹介します。気になる楽員がいたら要チェック!