ラインナップに戻る

N響オーチャード定期 2011-2012シリーズ
N響オーチャード定期 2012-2013シリーズ
N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ
N響オーチャード定期 2014-2015シリーズ

休日のマチネにゆったりと名曲を楽しむ N響オーチャード定期2014-2015シリーズ

2014/11/9(日)、2015/1/31(土)、3/14(土)、4/29(水・祝)、7/4(土) <全5回>

Bunkamuraオーチャードホール

第83回2015年3月14日(土)15:30開演

広上の指揮、バヴゼのピアノ。ベートーヴェンの二つの「第5」を極める午後。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
Beethoven: Piano Concerto No.5 in E-flat major, Op.73, "Emperor"
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
Beethoven: Symphony No.5 in C minor, Op.67, "Fate"

ベートーヴェンの二つの「第五」を極める午後。もちろん、交響曲第5番「運命」とピアノ協奏曲第5番「皇帝」だ。どちらの曲もニックネームは、作曲者自身ではなく、後世の人々がつけたものではあるが、作品の姿をよく伝えている。運命と闘い、最後に勝利する交響曲第5番。まさに協奏曲の皇帝と呼びたくなるほど壮麗なピアノ協奏曲第5番。N響は、伝統的にドイツ音楽(特にベートーヴェン)を得意としていることから、彼らの魅力を聴くにはこの上ないプログラムといえよう。指揮の広上淳一は、N響とは1985年のデビュー以来、共演を重ね、相性は抜群。充実した「運命」が聴けることだろう。「皇帝」で独奏を務める ジャン・エフラム・バヴゼは、フランスを代表する名ピアニスト。現在、録音を進めているベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が好評を博している。

指揮者:広上淳一

1958 年生まれ。1984年、キリル・コンドラシン国際指揮者コンクールで第1位獲得。スウェーデンのノールショピング交響楽団とオランダのリンブルク交響楽団の首席指揮者、米国のコロンバス交響楽団の音楽監督を歴任。1991年から2000年まで日本フィルの正指揮者を務めた。2008年に京都市交響楽団常任指揮者に就任。NHK交響楽団にもしばしば客演している。東京音楽大学教授や京都市立芸術大学客員教授として後進の指導にもあたっている。

ピアノ:ジャン・エフラム・バヴゼ

1962 年、フランスのラニョン生まれ。パリ音楽院でピエール・サンカンに師事。1986年、ケルンのベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで優勝。1995年にはショルティ&パリ管弦楽団と共演。デトモルト音楽大学の教授を務める。ドビュッシーのピアノ作品全集、バルトークのピアノ協奏曲集、プロコフィエフのピアノ協奏曲全集のディスクがあり、ハイドンとベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の録音を進行させている。

チケット情報はこちら