ウィーン国立バレエ団 2018年来日公演

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トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2018
ワディム・レーピン&フレンズ ~日露友情のアンサンブル~

2018/7/1(日)15:00開演

 2014年ロシアの世界的ヴァイオリニスト、ワディム・レーピンが故郷シベリアのノヴォシビルスクで立ち上げた”トランス=シベリア芸術祭”、毎年世界中から素晴らしい指揮者、ソリストが集い華やかかつ白熱の演奏を繰り広げており、日本からもこれまで諏訪内晶子、服部百音、横山幸雄らが招かれ、ロシアの聴衆に喝采を浴びています。オーケストラ公演はもちろんですが、フェスティバルならではの室内楽公演も常に魅力的で、日本でも2016年のフェスティバルでは諏訪内晶子、ミッシャ・マイスキー、ニコライ・ルガンスキーらを迎えて、ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどが披露されました。
今回はまた違う豪華でここでしか聴けない顔ぶれ、ヴァイオリンにはレーピンと兄妹弟子となるブロン門下、チャイコフスキー・コンクールの覇者、神尾真由子、ヴィオラには2016年に続いてベルリン・ドイツ・オペラ管首席のグリチュク、ベルリンフィル・カラヤンアカデミーに学び今年からバンベルク響入団した大野若菜、チェロにはノヴォシビルスクはもちろん世界中で共演している盟友クニャーゼフ、レーピンも優勝したエリザベート・コンクール第2位の俊英、岡本侑也、そして日本を代表する人気ピアニスト、横山幸雄が集い、グリーグ、ブラームス、チャイコフスキーでプログラムが組まれました。日露のスターによるブラームスの五重奏曲ももちろんですが、レーピンと横山による丁々発止のグリーグのソナタ、そして日露ペア、3種の弦楽器による6人で奏でられるチャイコフスキーの大曲『フィレンツェの思い出』は”日本におけるロシア年2018”に聴き逃せない選曲でしょう。