ウィーン国立バレエ団 2018年来日公演

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トランス=シベリア芸術祭とは

「トランス=シベリア芸術祭」は2014年、世界的なヴァイオリニストのワディム・レーピンを芸術監督に迎え、シベリアの中心都市ノヴォシビルスクから世界に向けて発信するシベリア最大の芸術祭として発足。14歳で初来日して以来、30年以上毎年日本で演奏し続けているレーピンは、「日本は第二の故郷であり、この芸術祭を通じて日本とロシア両国の絆がますます深まることを祈っています。さらに、東京・渋谷を中心に、この芸術祭を世界中に発信することで文化交流のブリッジを架けていきたいと願っています」と熱く語る。

世界を舞台に活躍するヴァイオリニスト、ワディム・レーピンを中心に、
樫本大進、服部百音、パロマ・ソーが名教師ザハール・ブロンを囲んで

 昨年に引き続き今年も『トランス=シベリア芸術祭 in Japan』の開催が決定した。 前回はロシアが誇るプリマ・ドンナ、スヴェトラーナ・ザハーロワを中心とする演目で我々を魅了。

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今回は数多くの名ヴァイオリニストを世に送り出していることで世界的に知られるザハール・ブロンが70歳を迎えたことを記念するガラ・コンサートを開催する。ブロンは1947年生まれ。エリザベート王妃国際音楽コンクール、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールに入賞するなどソリストとして活躍する一方、ロンドン王立音楽アカデミー、チューリッヒ音楽大学などで教鞭を執り優秀な奏者の育成に努め、チャイコフスキー、ジュネーヴ、クライスラー、ティボーなど多くの国際コンクールに審査員として招かれるなど輝かしい業績を収めている名教師。本コンサートではブロンの薫陶を受けた愛弟子のワディム・レーピン、樫本大進、服部百音、パロマ・ソーが一堂に会し師の70歳を祝う。
当芸術祭の芸術監督を務めるワディム・レーピンは17歳でエリザベート王妃国際音楽コンクールに優勝後、ベルリン・フィルハーモニー、シカゴ交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、リッカルド・ムーティ、小澤征爾、サイモン・ラトルなど名だたるオーケストラ、指揮者たちとの共演を重ね絶賛を博す、名実ともに現在を代表するヴァイオリニスト。樫本大進はフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールで優勝。ソリストとして国際に活動を展開するかたわら、2010年よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターを務めるなど超多忙なスケジュールを送る人気奏者だ。2007年には「ル・ポン国際音楽祭 〜赤穂・姫路〜」を自ら創設して音楽監督を務めるなど、その勢いは留まるところを知らない。服部百音は1999年生まれの注目の若手奏者。10歳の時にヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールのジュニア部門で史上最年少第一位及び特別賞を受賞するなど早くからその才能を発揮し、国内外で精力的に演奏活動を行っている。2017年には第27回新日鐵住金音楽賞《フレッシュアーティスト賞》を受賞。パロマ・ソーは2015年に第13回ヴィエニャフスキ国際コンクールで第2位、翌年、ノヴォシビルスク・ヴァイオリンコンクールで第1位を受賞し大きな話題を集めているソリスト。ベルリン交響楽団と共演するなど、これからの活動も楽しみな弱冠12歳の成長株だ。この豪華ソリストにブロン自身も加わりヴァイオリン音楽の名曲の数々をお届けするヴァイオリン・ガラ・コンサート。これだけの出演者が揃うことは滅多にない貴重な機会をお聴き逃しなく。

Cast出演者

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    ザハール・ブロンZakhar Bron

    プロフィール

    1947年ウラリスクに生まれ、オデッサの音楽学校に学んだ後、1960~66年グネーシン音楽学校でボリス・ゴールドシュタインに、1966~71年モスクワ音楽院でイーゴリ・オイストラフに師事した。1971~74年同音楽院でオイストラフ教授の助手を務めた後、ノヴォシビルスク音楽院に移り、独自の指導法を開発して多くの優秀なヴァイオリニストを育てる。この間1971年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、1977年のヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールに入賞し、演奏家としての活躍の場を広げる。1989年リューベック音楽院の教授となり、以後ロンドン王立音楽アカデミー、ロッテルダム音楽院でも教鞭をとった。現在はケルン音楽大学、チューリッヒ音楽大学教授。マドリッドのソフィア王妃音楽大学でも教鞭をとっている。また、チャイコフスキー、ジュネーヴ、クライスラー、ティボール・ヴァルガなど多くの国際コンクールに審査員として招かれている。 門下からはワディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香、川久保賜紀をはじめとするトップ・アーティストや、主要な国際コンクールの入賞者を多数輩出している。2007年6月にチャイコフスキー国際コンクールで門下の神尾真由子が優勝したことは、記憶に新しい。日本では、1999年より2002年まで“ヨコハマ ザハール・ブロン ヴァイオリンセミナー”を横浜みなとみらいホールで主宰、2002年からは宮崎で“みやざきザハール・ブロン音楽祭”を主宰している。また、2005年から毎年“クールシュヴェール国際音楽アカデミーinかさま”に講師として参加している。ロシア功労芸術家。

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  • ©gela Megrelidze

    ワディム・レーピンVadim Repin

    プロフィール

    1971年シベリア生まれ。5歳でヴァイオリンを始め、6か月後にはステージ・デビューを果たした。11歳でヴィエニャフスキ・コンクール優勝、モスクワとサンクトペテルブルグでリサイタル・デビュー。’85年には14歳にして東京、ミュンヘン、ベルリン、ヘルシンキ、翌年にはカーネギーホールにデビューしている。さらに2年後、17歳でエリーザベト王妃国際コンクールで優勝した。リサイタルも世界各国でニコライ・ルガンスキー、イタマール・ゴランらと定期的に行っており、マルタ・アルゲリッチ、エフゲニー・キーシン、ミッシャ・マイスキー、アレクサンドル・クニャーゼフも良き室内楽パートナーである。レーピンのためにジェームズ・マクミランが書いたヴァイオリン協奏曲は、ロンドン、フィラデルフィア、ニューヨークのカーネギーホール、パリのサル・プレイエル、アムステルダムのコンセルトヘボウで初演、絶賛された。昨夏にはロイヤル・アルバート・ホールにてBBCプロムスで演奏され、チケットは完売した。また2014年より故郷ノヴォシビルスクにてトランス=シベリア芸術祭を開催し、芸術監督を務める。CD録音も多く、ワーナー、ドイツ・グラモフォンに数々の名盤を残している。’10年2月、フランスで最も権威のある音楽賞の“Victoire d’honneur”を受賞。同年12月にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を受章した。使用楽器は1733年作のストラディヴァリウス“ロード”。

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  • ©Daisuke Akita

    樫本 大進Daishin Kashimoto

    プロフィール

    1979年ロンドン生まれ。1990年、第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールでの第1位を皮切りに、1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。ドイツを拠点にソリストとして世界の舞台で演奏する傍ら、2010年よりベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務める。使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。3歳よりヴァイオリンを恵藤久美子に学び、7歳でジュリアード音楽院プレカレッジに入学、田中直子に師事。11歳の時、名教授ザハール・ブロンに招かれリューベックに留学し、20歳よりフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。修士課程をグスタフ・シェック賞を受賞し卒業した。これまで、マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなど著名指揮者のもと、国内外のオーケストラと共演を重ねているほか、室内楽の分野でも、クレーメル、バシュメット、マイスキー、堤剛、パユなど世界有数のソリストと共演。2007年、兵庫県で室内楽の音楽祭「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路~」を自ら音楽監督として創設し、2016年秋には第10回目を迎える。2010年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。同団とは、本拠地ベルリンおよびツアーでの演奏会で、音楽監督ラトルやネルソンス指揮のもとソリストとしても共演している。2014年、ピアノのリフシッツとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲収録CDがワーナー・クラシックスより世界リリースされ、高い評価を得ている。

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  • ©Chihoko Ishii

    服部 百音Moné Hattori

    プロフィール

    1999年生まれ。5歳よりヴァイオリンを始め8歳よりザハール・ブロン氏に師事。2009年リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で史上最年少第1位及び特別賞を受賞。13年にはノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクールで最年少グランプリ、15年ボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリン・コンクールでグランプリ受賞。国内外で精力的に演奏活動を行っており、15年にはウラディーミル・アシュケナージ指揮、EUユース管弦楽団と共演。16年にはマリインスキー劇場で演奏、名古屋、大阪、東京でリサイタルツアーを行った。16年デビューCD「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン幻想曲」を発表。『レコード芸術』誌特選盤等、高い評価を受けた。17年第27回新日鉄住金音楽賞≪フレッシュアーティスト賞≫、岩谷時子≪Foundation for Youth≫を受賞。同年、読売日本交響楽団と東日本ツアー、日本センチュリー交響楽団と西日本ツアーを行い、名古屋、大阪、札幌、東京でリサイタルツアーを行った。使用楽器は上野製薬株式会社より貸与されているピエトロ・グァルネリ。現在、ザハール・ブロン・アカデミーに在籍。

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  • パロマ・ソーPaloma So

    プロフィール

    4歳でピアノを、5歳からヴァイオリンを始める。ザハール・ブロンに師事。2015年に第13回ヴィエニャフスキ国際コンクールで第2位、2016年ノヴォシビルスク・ヴァイオリン・コンクールで第1位を受賞。2014年2月香港フィルとモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」を共演しデビュー。同年ブリスベンで開催されたG20のディナー・ガラ公演においてサラサーテのツィゴイネルワイゼンを演奏。翌年香港フィルとブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番で再共演。2016年4月広州交響楽団とヴュータンのヴァイオリン協奏曲第5番で共演。同じ月にベルリン・フィルハーモニーホールで師のザハール・ブロンとショスタコーヴィチの2つのヴァイオリンのための小品を共演、さらにサラサーテの創作主題による華麗なる変奏曲を披露。11月ベルリン・フィルハーモニーホールでベルリン交響楽団とブルッフのヴァイオリン協奏曲で共演。2017年は英国ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでヴェンゲーロフとともにサラサーテのナヴァラをロンドン交響楽団と共演し、5月に北京でチャイナ・フィルとヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第2番、7月に西安でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲で共演。英国のバッキンガムシャー州のワイクーム・アビー・スクールに在学。

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Programプログラム

サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
〈ワディム・レーピン〉
ラヴェル:ツィガーヌ
〈ザハール・ブロン〉
グノー(ヴィエニャフスキ):ファウスト・ファンタジー
〈服部百音〉
ビゼー(ワックスマン):カルメン幻想曲
〈パロマ・ソー〉
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
〈ザハール・ブロン、ワディム・レーピン〉
ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンのための5つの小品
〈ザハール・ブロン 他〉
サラサーテ:ナヴァラ
〈パロマ・ソー 他〉
マスネ:タイスの瞑想曲
〈ザハール・ブロン〉
ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調
〈ザハール・ブロン、ワディム・レーピン、樫本大進〉

※当日の演奏順とは異なる可能性がございます。

Lessonヴァイオリン・マスタークラス公開レッスン

世界を舞台に活躍するヴァイオリニスト、ワディム・レーピンが「次世代を担う若い才能を育てたい」という強い気持ちから行われる教育プログラム。オーチャードホールが世界のトップクラスの音楽家との国境と世代を超えた「交流の場」を創出します。