青島広志のバレエ音楽ってステキ!夏休みスペシャルコンサート2016

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2016.07.15 UP

【開幕直前!Kバレエ カンパニーでの通し稽古の様子をレポート!】


いよいよあと2週間に迫った"青島広志のバレエ音楽ってステキ!"夏休みスペシャルコンサート2016。
総合演出熊川哲也さんの立ち合いのもと行われた熱気溢れる通し稽古の様子をご紹介させていただきます!

 

 



この日は、指揮とお話の青島広志先生、総合監修の熊川哲也さん、そして助手を務める宮尾俊太郎さんをはじめとしたオールキャストが勢揃い。
外の熱さに負けない熱気のなか、Kバレエ カンパニーのスタジオで、リハーサルはスタートしました!

 


ところどころで総合監修の熊川さんより、演技はもちろん、ときにはお話部分の口調まで(!)、細かい修正が飛びます。
バレエや音楽の初心者でも楽しめるようにと工夫しつつ、細部のクオリティにこだわり、妥協なき監修がされているのですね!

 

熊川さんの絶妙なアイディアにスタジオが笑いに包まれる場面も!
本公演は2012年にスタートし、今年で4回目。青島先生と宮尾さんの息もぴったり。
熊川さんの新しいアイディアを即座に体現していく様はまさに“あうんの呼吸”です!

 

 

『ジゼル』から“花占いのシーン”を踊るのは吉岡眞友子さんと堀内將平さん。
会話が聞こえてくるような2人のやりとりはジゼルが住む村の様子まで浮かんでくるよう!言葉より流暢に語るマイムの魅力に注目です!



そして5月の『白鳥の湖』ではカンパニー史上最年少の19歳で主演に抜擢され、素晴らしい舞台を繰り出したホープ、矢内千夏さんと、ローザンヌ国際コンクール第3位の実力者 山本雅也さんによる「眠れる森の美女」より“青い鳥のパ・ド・ドゥ”。
新進気鋭の2人によるパートナーシップを見られるこの機会はとっても貴重。正確なステップと煌めき感に必ずや魅了されることでしょう!

河合有里子さんと三浦響基さんによる『コッペリア』より“コッペリウス博士とスワニルダ”のシーンは、通常のガラ公演などではなかなか抜粋して上演されない場面。
スワニルダが人形になりきり舞うステップは「なんでこんな風に動けるの!?」と見事の一言です!


チャイコフスキーの3大バレエの1つ 『くるみ割り人形』からは、なんと4曲をお贈りいたします!
4人の息がぴったりとあい、スペインのクールな風を巻きおこす“スペイン人形の踊り”。
超ハードと思われる振付をものともせず、ダイナミックなジャンプを繰り出す“ロシアの人形の踊り”、そして本公演の『くるみ割り人形』全幕でも主演に抜擢されている佐々部佳代さんと池本祥真さんによるマリー姫と王子による“第2幕のパ・ド・ドゥ”。
チャイコフスキーの繊細な音楽を表現しているこの極上のパ・ド・ドゥを、2人が優美に踊ります。ダンサーたちの豊かな身体表現で、チャイコフスキーの有名なメロディがさらに魅力的に聞こえることは間違いありません!ご期待ください!


さらに、2年前の本公演でお披露目となった宮尾俊太郎さんが座長を務める男性5人組のダンスグループBallet Gents(バレエジェンツ)の舞が堪能できるのも本公演のポイント。
耳馴染みの良い“あの曲”に乗って、男性5人が一緒に踊るダイナミックさをとことんご堪能ください!
また、それぞれのソロ・パートでは、各々の個性を生かした振付がおもしろい!バラエティ豊かな踊りを味わっていただけます。
今回は普段よりバレエを踊る舞台が客席に近いので、5人のステキな魅力をより肌で感じていただけますよ!

総合演出を務める熊川哲也さんの演出で、本公演はバレエの真髄が味わえる美しく、優雅な要素と、思わず笑ってしまうような楽しいアイディアが盛りだくさん!
まだKバレエ カンパニーをご覧になったことのないバレエファンの方にも、初めて劇場デビューする方にも、そしてお子様といらしていただくのにもおすすめな公演なのです!

いつもより少し優雅で特別な時間を過ごしに、ぜひ、劇場にいらしてください!


\残席僅少!チケットのお買い求めはお早めに!/
Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30> 03-3477-9999
チケットスペース 03-3234-9999