INTERVIEW

山城 純子 / バス・トロンボーン

山城 純子 / バス・トロンボーン

© 大杉隼平

-楽器を始めたきっかけ
中学校では、アルトサックスを吹いていました。高校で吹奏楽の強豪校に入学したところ、サックスは推薦入学の生徒が既に決まっていて、パートに空きがなかったため、顧問の先生の一言でトロンボーンになりました。
-NNHの魅力
個性がぶつかり合い、お互いに刺激を受け、驚き、喜び、化学反応でそこからまた新しいものが生まれる。みんなが同じ方向さえ向いていれば、何があっても大丈夫。そんなスケールの大きい音楽を引っ張るのが小曽根さん。いつも何が起きるのだろうかとドキドキしながら演奏しています。素晴らしいメンバーに刺激され、未知の世界にまで連れて行かれる事もしばしば。一度体験したらやみつきになる、そんなバンドです。
-あなたにとってのオーチャードホールはどんな場所?

オーチャードホールが出来た当時、クラシック中心に活動していた私は、様々なオーケストラでこのホールの舞台に立ちました。それから現在までこのホールの歴史と共に、私も成長する事が出来ました。私の音楽人生の思い出の場所であり、未来に続く場所でもあります。

-今回の見どころと意気込み
一番の見どころはやはり、モーツァルトのジュノムです。小曽根さんがあの曲をどう料理してくるのか…楽しみなような、怖いような…。そして、今回スペシャルゲスト、ニューヨークフィル、首席トロンボーン奏者のジョー・アレッシさんです!アレッシさんが初来日した時の演奏を聴いて、その素晴らしさに度肝を抜かれたのを、今でも記憶しています。日本のトロンボーン界に多大なる影響を与えた方と言っても過言ではありません。そのアレッシさんとNNHの共演、聴かないわけにはいきませんよ!