三野 洋祐  Yosuke MINO

PROFILE

神奈川県出身。金丸明子バレエスタジオにてバレエを始め、1998年にロイヤル・ウィニペグ・バレエ・スクールのプロ養成コースで学ぶ。2002年にロイヤル・ウィニペグ・バレエのアパレンティスに。ボストン・バレエにて1シーズン研鑽を積んだのち、ロイヤル・ウィニペグ・バレエに入団。2006年ソリストに昇格。『白鳥の湖』のジェスター、『眠れる森の美女』の青い鳥、『ドラキュラ』のジャック・スワード博士と狼、ダンツィヒ振付『ロミオとジュリエット』のマキューシオ、ゴッデン振付『魔笛』のパパゲーノなどを踊る。三野のために作られた役も多くあり『ピーターパン』のピーター、バレエ『ムーラン・ルージュ』のロートレック、ウィールドン振付『不思議の国のアリス』では同団初演時に白うさぎを演じる。2012-13シーズンではトワイラ・サープ振付『王女とゴブリン』の地底王役に抜擢される。最近は自ら振付でも才能を発揮しており、バレエ団のQ DANCE2012/13シリーズにおいて『Kevät』と『Revelry/Rivalry』を発表している。

ココに注目!

カナダのロイヤル・ウィニペグ・バレエは北米で最も歴史のあるバレエ団の一つ。幅広いレパートリーを有している同団で三野は古典から現代作品まで多くの作品を演じている。自らも振付家として作品を発表する多才な面も。彼の作品はコンテンポラリー要素が強く、身体の動きのヴァリエーションが豊か。フォーサイス作品でもその自在な身体コントロールで音楽性豊かな踊りを見せてくれるだろう。