ホルン奏者:山内研自氏インタビュー!

普門館3年連続金賞の覇者が語る吹奏楽上達の秘訣
「音色(おんしょく)のイメージをもって演奏しよう!」
 
高校時代に、吹奏楽の甲子園とも言われる普門館で3年連続金賞を受賞した山内氏は今、中学・高校の吹奏楽団も指導しているが、「若いプレイヤーにはもっと生の演奏を聴いてほしい」と語る。
 
高校3年間は、吹奏楽部の練習室(音楽堂)の鍵を持ち続け、毎朝7時から個人で朝練を始め、夕方6時まで部活動に明け暮れた山内氏。“12分にかける青春”普門館では、リード「アルメニアン・ダンス パートU」等の曲で大会に臨んだ。
 
また、吹奏楽でオーケストラ曲のアレンジものに触れるうちに原曲の魅力に目覚め、中学の頃から、LPレコードやFM放送のエアチェックで国内外のオーケストラの演奏を聴きあさり、コンサートにも足繁く通ったという。
 
「実際に生の音を聴かないと分からないものがある。生の演奏に触れると、もっともっと音楽が好きになる」。ホルンは、吹奏楽の中では一見地味な楽器と思われがちだが、オーケストラでは活躍することの多い花形楽器だ。「自分がどのような音色を出したいのか、イメージ出来る様に、オーケストラの演奏をよく聴いてみよう」。
 
渋谷ブラスフェスタは、「一番燃えていた青春時代のノスタルジーを感じる。東京フィルで吹奏楽をやれることは大きな喜びであり、懐かしくもエキサイティングです」。

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