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道元の冒険 | 作   井上ひさし
演出 蜷川幸雄
音楽 伊藤ヨタロウ 
2008年7月7日(月)〜28日(月) 
Bunkamuraシアターコクーン

イントロダクション

井上ひさし×蜷川幸雄×シアターコクーン必見の第3弾! 阿部寛を主演に迎え、「夢と現(うつつ)」、「ことば」と「音楽」に満ちあふれたスリリングな衝撃作が巧妙かつ軽快に、社会の暗部をあぶり出す・・・・・・!

 1972年に第17回岸田国士戯曲賞および芸術選奨新人賞を受賞した、井上ひさし初期の傑作『道元の冒険』。禅師・道元の半生をつづる劇中劇を中心に、10余名の俳優がスピーディーな役替えで50役以上の登場人物をユーモア満載に演じ分ける独特のスタイルや、シニカルで大胆な言葉遊び――。井上戯曲の陽性の魅力を存分に盛り込みつつ、宗教家の苦悩と傲慢、隠された人間の暗部を垣間見せる。

 あまりに奔放な物語展開と膨大な台詞量ゆえか上演の機会は数えるほどだったこの問題作に、今、シアターコクーン芸術監督・蜷川幸雄が挑む!「過剰なまでのエネルギーに満ちた初期の井上戯曲に触発され、自身が再生されたい」と闘志を燃やす蜷川の元に、阿部寛をはじめとする華と実力を併せ持ったキャスト、最強のスタッフが集結。今回、カノンやブルース、オペラ調など多彩な劇中歌を手掛けるのは、『キレイ―神様と待ち合わせした女―』(作・演出:松尾スズキ)で日本ミュージカル界に一石を投じた伊藤ヨタロウ。蜷川との新鮮な組み合わせに大きな期待が募る。

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