民族解放軍と名乗る誘拐犯に7歳から10年間、地下室で監禁されていた少女。 少女は地上に出て全てを忘れ、自らを“ケガレ”と名乗る。戦時下で強かに生きているカネコ一家に拾われたケガレは、きれいな花を見たいという欲望と、自分の身体の分だけ小銭を貯めることを目標に逞しく成長してゆく。大人になって忌まわしい過去を思い出し、自分の軌跡を辿ってゆくと・・・
 
 

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