| 高山: |
今回はパティシエのジョンさんがゲストに来てくださったので、ガレやドーム兄弟と同じく、もの作りをしていらっしゃる方の視点からご覧になった感想をぜひお聞きしたいのですが。 |
| ジョン: |
そうですね。時代は違いますが職人という意味では私も同じです(笑)。ただ、お菓子とガラスでは素材としてかなり差があるし、加工する技術的にはぜんぜん違うんです。ガラスの場合は膨らませたり、何重にも重ねたりして形を作って、そこから削っていく作業が多いですが、お菓子の場合は、削るということはほとんどないですね。それに気づいたときに、まずこのガラス工芸の世界を理解できた気がしました。またガレの作品には自然をモチーフにしたデザインが多いですが、花にしてもそんなにたくさんの種類が用いられているわけではないし、花びらも最小限の枚数ですよね。やはりすごく知識のあった方なんだと思いました。型にはまらない姿勢もすごく目立ちましたね。作品の下の方や、裏側の誰も見ないようなところに花を描くとか。きっと彼にはそれまでのルールややり方は意味が無かったんだと思います。作品なんかもよく見るとゆがんでいるものもあるんです。 |
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