【公式授業レポート】→http://www.bunkamura.co.jp/openvillage2014/index.html
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8月は『オープン!ヴィレッジ』はちょっとお休み。9月はいよいよザ・ミュージアムの授業となります。みなさまお楽しみに~。
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と、ここで、またまたはみ出しレポートを少し。
今回の授業は、”演劇初心者”の方はもちろん、演劇や舞台に興味のある方に、より深くシアターコクーンという劇場を知っていただくのが目的。レポートにも書いた通り、五感でシアターコクーンの素晴らしさを体験できる内容だったのですが、特に心に残ったのは”熱”。
普段は”裏方”として上演される作品を支えていらっしゃるスタッフのみなさんの”情熱”でした。座学でのシアターコクーンに対する想い、バックステージツアーでの職人としての知識、カーテンコールでの熱血指導など、スタッフのみなさんからひしひしと”熱”が伝わってきました。
演劇の分野は、60年代以降、小劇団、小劇場と呼ばれる人たちやハコが文化を支えてきた背景があります。今、小さな劇団を主宰している私の知人が、シアターコクーンで上演することを夢見て活動しています。個人的に「演劇に携わる人たちは熱い」という印象があり、今回もあらためてその”熱”を感じました。
授業が終わったあと、運営スタッフの長谷川さんが、「他の施設の方々と共に、ひとつの仕事に関われたことがうれしい」という内容の挨拶をなさったんですが、これはグッときました。
点と点を結んで面に、異なる人や組織をつないでシナジー(=相乗)効果を、みたいなことって、さまざまなビジネスやアートの現場で耳にしますが、それを実現するのは本当に難しい。今回Bunakmuraの6つの施設のスタッフさんたちが、それぞれの場所で開催される授業のためにひとつになっているのを、スタッフの一人として肌で感じているのですが、長谷川さんの言葉を聞いて、まだ2限目ですが、すでに今回の『オープン!ヴィレッジ』の企画は成功したんだな、と思いました。
”裏方”の仕事を意味も無くお客さまに見せる必要はありません。でも、今回の授業で、シアターコクーンという劇場の、そしてスタッフさんの”熱”を、私と同じように少しでも感じてくださった生徒さんがいれば嬉しいです。情熱なくして、挑戦はありえない。シアターコクーンの”挑戦”は、これからもずっと続くと思います。
余談ですが、最後のカーテンコール体験のときにトーキング・ヘッズの「サイコ・キラー」という曲が使われたのですが、何も無い舞台+この曲とくれば、洋楽好きの方はトーキング・ヘッズのライブ映像『ストップ・メイキング・センス』を思い浮かべた方も多かったのではないでしょうか。80年代の金字塔とも言える伝説のライブ。スタッフの中にファンの方がいらっしゃるのかな?
ということで、前回と同じくオフショット。左から長谷川さん、宇津木さん、おやびん、です。みなさん、お疲れ様でした~。
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早速授業レポートがアップされましたので、ぜひご覧ください!!!
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と、ここで、はみ出しレポートを少し。
最初から最後まで、能の魅力をたっぷりと感じられる授業でしたが、個人的に特に心に残ったことがありました。能楽師がいかにストイックに自分自身を追い込んで舞台に上がっているか、ということがテーマの流れの中で、小鼓方幸流の成田達志さんが紹介してくださったエピソードです。
ある母親が亡くした子供の亡霊と出会い、一時、ひさしぶりに子供との時間を過ごすものの、最後はまたその亡霊も消えて母親が一人残される「隅田川」という演目についてのお話。最後のシーンで、母親が悲しみに打ちひしがれるのですが、能では他の芸能と違い、非常に微妙な所作で表現されるそうなんです。大声をあげて泣き崩れる、ということは無く、ただ両目を覆うように片手をあげて、その手をほんの数センチだけ顔に近づける、たったこれだけ。しかしながら、能楽師が全身全霊を込めたこの微妙な所作からは、母親の果てしなく深い悲しみが伝わってくると。
お話になられている時間はほんの数分でしたが、私は、成田先生がこのエピソードを熱く語られている様子を見ているだけで、胸がグッと熱くなり、息が詰まる思いでした。そして、「ああ、これが能の魅力なんだ」と思いました。
何事も“わかりやすさ”が求められ、あらゆるものが“可視化”される時代には、こういう表現はひょっとしたらある種の”わかりにくさ”として映るかもしれません。でもそれは無駄を一切そぎ落とした表現であり、だからこそ観る側の心にまっすぐ、深く突き刺さるのだと。
もちろん、このエピソードも、簡略化してお話しいただいたと思うので、実際に観ると違う部分もあるかもしれませんし、能の魅力はそれだけではありません。演目もハッピーエンドのお話も多くあります。でも、あの瞬間のあの空気感がずっと心に残っています。序破急をベースに生み出される緩急、そしてそこから生まれる感情のグルーヴ、ぜひ多くの人に感じていただきたいです。
セルリアンタワー能楽堂のホームページには、公演スケジュールとともに能&狂言のミニ辞典などの楽しいコンテンツもありますので、ぜひ一度ご覧ください。
・セルリアンタワー能楽堂公式サイト:http://www.ceruleantower.com/nohtheater.html
こちらは司会を務められた能楽堂スタッフの喜多村さん(左)と、全体の進行を務められたシブヤ大学の授業コーディネーターの“オヤビン”こと佐藤さん。授業終了後のツーショットを撮らせていただきました。無事終わってホッとした笑顔。お疲れ様でした~。
以 上
]]>合計4回開催しましたが、おかげさまで各回ともに満員御礼でした。
渋谷の専門学校日本デザイナー学院のシブヤプロダクツ科のみなさんがお手伝い。
ワークショップの下準備も行っていただきました。
親子で参加の方やお友達と参加の方などいろいろ。
スタッフのお姉さんに教えてもらいながら楽しく製作。
出来上がった時はみなさん感動の笑顔でした。
お父さんとお子さんの楽しい思い出になりますように。
絵柄は4つのお話から選べました。
難しいところはお母さんと一緒に作ってね。
結構丈夫ですから、普段使いで楽しんでください。
参加いただいたみなさんは全員無事に作り終えました。
レオ・レオニの世界を持ち歩けるギフトバッグ、素敵ですね。
参加いただいたみなさん、好学社の山口さん、シブヤプロダクツ科のみなさん、
ありがとうございました~。
『レオ・レオニ 絵本のしごと』展、8月4日(日)までの会期です。ぜひ。
早速いつくかグッズを買ってしまいました(笑)。
レオ・レオニの原画の素晴らしさはもちろん、絵本というメディア、
美術館の持つエンターテイメントな部分も楽しんでいただける展示だと思います。
会期は8月4日(日)までです。ぜひご覧ください。
でも、次回開催の『レオ・レオニ展』の話に話題が移ると、
学生さんたちのテンションががぜんあがりました(笑)。
やっぱりスイミーの人気はすごいですね。よかった。
ワークショップの企画やお手伝いなど、これから卒業までの2年間にわたって、
お世話になると思います。よろしくお願いします。
現代スペイン・リアリズムの巨匠、『アントニオ・ロペス展』は
6月16日(日)までの開催です。
入り口看板隣では『フランダースの犬』のパトラッシュがお出迎え。
プレス向け内覧会では、本展を監修いただいた中村俊春先生( 京都大学大学院文学研究科教授)が展覧会の見所を詳しくナビゲートしてくださいました。
プレスの方にも大変注目いただいているようです。
入り口のスペースがいっぱいになってしまいました。ありがとうございます。
《眠る二人の子供》の前にて。
ルーベンスの兄のフィリップスの子供たちではないかという説が有力だそうです。
ほっぺが紅潮していて本当に愛らしい姿です。
《復活のキリスト》の前にて。
キリストの復活が描かれた作品。堂々とした雰囲気で、
生気にあふれた力強さが強調されています。
見ているだけで力をもらえそうなオーラが感じられます。
さらに展覧会詳細はこちらからどうぞ→ルーベンス特集ページ
公式サイトはこちらです→ルーベンス公式サイト
パトラッシュ基金(盲導犬育成普及活動を支援されています)についてもぜひご覧ください。
→パトラッシュ基金
みなさまのご来場お待ちしております。
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【ブロガーナイト ─白隠の魅力に開眼せよ!!─】
実施日時:2013年1月7日(月)19:30~21:00
場所:Bunkamuraザ・ミュージアム「白隠展」展示室内
登壇者:
山下裕二氏(「白隠展」監修者/明治学院大学教授)
広瀬麻美氏(「白隠展」主催者)
Tak氏(「青い日記帳」主宰)
会場は白隠展会場内の”達磨部屋”。白隠さんの達磨の絵ばかりを集めたコーナー。
渋谷のパワースポットです(笑)。今回は椅子ではなく座布団をご用意させていただきました。
リラックスした雰囲気の中で楽しんでいただこうと言う趣向です。
50名の定員でしたが、おかげさまで会場は満員御礼。ありがとうございます。
レーピン展のときに開催したブロガーナイトでもそうでしたが、
お知り合いのブロガーさん同士がご挨拶されている場面もちらほら。
美術館が交流の場になるのは主催側としてもうれしい瞬間です。
最初にまず広瀬氏と山下先生を中心に、今回の展覧会に至るまでの経緯、
そしてこの展覧会は以下に貴重なものかと言うお話をお聞きすることができました。
展覧会との出会い、このイベントがよりいっそうスペシャルなものになった瞬間でした。
(左からTak氏、山下裕二氏、広瀬麻美氏)
その後はスライドショーを見ながら絵の解説はもちろん、展覧会の裏側のお話がたくさん。
↑下に行くほど詰まってしまう白隠さんの書。自分が書きたいものを
最優先する姿勢に会場もなごみます。
↑ブロガーナイトはトークイベント中の撮影もOK。
それをブログやSNSにアップしていただくことも目的です。デジタルカメラよりも
スマートフォンが多いようです。これも時代ですね。
↑餓鬼をすり鉢ですって味噌にしようとする《鍾馗鬼味噌》。
ユーモアあふれる作品です。ちょっとブラックですが(笑)。
↑展覧会は多くの方々に支えられて成立しています。
ここでは、作品の搬出・入をお願いしているヤマト運輸さんに関するお話とスライド。
普段表には出ない様子だけにある意味貴重な写真です。
トークイベント終了後は、ブロガーさんたちのために会場を開放。貸切状態。
みなさんそれぞれのカメラを手にお目当ての作品を撮影されていました。
まずは、白隠さんがクリスマスに生まれたことを記念して、
2012年12月25日(火)に開催されたトークイベント【ハッピーバースデー、白隠さん】。
出演は漫画家のしりあがり寿さんと、本展示の監修者である山下裕二先生。
白隠展会場内の”達磨部屋”にて、白隠さんのお誕生日をお祝いするとともに、
お二人による白隠さんに対する熱くて楽しいトークで盛り上がりました。
↓会場となったのは”達磨部屋”と呼ばれる、白隠さんの達磨の絵ばかりを集めたコーナー。
ここが噂の渋谷のパワースポットです(笑)。おかげさまで、会場は満員御礼。
↓入り口すぐにある達磨の幽霊の絵《隻履達磨》は、山下先生によると、
まさに白隠そのものだそうです。
つまり白隠さんが渋谷に生まれ変わったってことですね(笑)。
↓今日の主役、山下先生(左)としりあがり寿さん(右)。
ちょうどお二人の背景となるのが《半身達磨》。大迫力です。
↓いつもながら、スライドショーと山下先生の軽妙なトークに会場もなごみます。
白隠の絵は晩年になるほどいい意味でのゆるさ、豪快さが見て取れるとのこと。
これを山下先生は”ポジティブな脱力”と名づけていらっしゃいました。
このあたりがしりあがり寿さんと共通するのでしょうか。
途中、山下先生が最も好きだとおっしゃる、漫画家のつげ義春さんのお話に。
今日は、ゲストがしりあがり寿さんということもあってか、白隠から漫画まで
話が縦横無尽に駆け巡ります。実際、山下先生によると、白隠の絵は絵と言葉、
すなわち漫画であるともいえるとのこと。なるほど。
↓そして終盤、なんとしりあがり寿さんのライブペイントが始まりました。
達磨、観音など、白隠と同じテーマで次々と作品を仕上げるしりあがり寿さん。
↓達磨もしりあがり寿さんタッチでこんな感じに。
↓作品が出来上がるにつれ会場も熱気を増します。
しりあがり寿さんの勢いはとどまることを知らず、
まさに白隠さんが乗り移ったかのように、筆は止まりません。
↓結果的には、こんなにたくさんの作品があっという間に出来上がりました。
達磨部屋がプチ展覧会に。最後は会場のお客様にプレゼントと言うサプライズも。
時に深く、時に楽しいトークに、ライブペイントと盛りだくさんのイベントに、
お客様からも大きな拍手をいただきました。ありがとうございました。
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ガーデンデザイナー吉谷桂子さんによるトークショーを開催しました。
~英国の豊かな暮らしとイングリッシュガーデンのお話~というタイトルで、
英国の豊かな暮らしやイングリッシュガーデンの作られ方やこだわり、
水彩画の魅力などについてスライドショーを見ながらお話いただきました。
8年間の英国暮らしでの経験を元に、ガーデンデザイナーとして
活躍されている吉谷桂子さんならではの、エレガントで楽しいトークイベントなりました。
会場となるのは今回の展覧会のために英国の邸宅風にデザインされた展示室内。
ターナーの幻想的な作品に囲まれた贅沢な空間です。
たくさんのお客さまにご来場いただきました。ありがとうございます。
ガーデニング番組のキャスターなどを務めていらっしゃる吉谷さんのお話は、
とっても親しみやすくてわかりやすく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
庭やガーデニングに対する英国人のこだわり、ガーデニングと英国水彩画の
色彩の共通点などをお聞きしていると、ますます展覧会場の水彩画が
輝きを放つように感じられました。
ガーデニングの際には、できるだけ色を2系統に抑えることが基本、
室内と外の風景のつながりを考える、などなど、実際に私たちの
日常生活に取り入れられる内容も盛りだくさんで、楽しい中にも時に
真剣に聞いていらっしゃるお客さまの表情が印象的でした。
吉谷さんありがとうございました。
『巨匠たちの英国水彩画展』は12月9日(日)までの開催です。
展示されている作品はもちろん、マナトレーディング株式会社さんの
ご協力によって実現した壁紙や生地にもぜひご注目ください。
ではでは、ご来場お待ちしております。
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現在開催中の『スイスの絵本画家 クライドルフの世界』展の関連企画として、
渋谷の専門学校・日本デザイナー学院のシブヤプロダクツ科の学生さんと一緒に
企画・製作したサブイベントを3つ開催しています。
・お子様向けワークブック
・親子で作る絵本ワークショップ
・クライドルフ写真パネル
の3つです。
うち、「親子で作る絵本ワークショップ」は無事終了しました。
参加いただいたみなさん、シブヤプロダクツ科のメンバーさん、
ありがとうございました。
募集窓口としてご協力いただいた、放課後NPOアフタースクールさんが、
ブログにて詳細にレポートをあげてくださっています。(→コチラ)
ありがとうございます~。
今、開催中なのが「お子様向けワークブック」「クライドルフ写真パネル」。
ワークブックはお子様連れのお客様に、入り口受付にて無料でお渡ししています。
※部数に限りがございますので、なくなり次第終了となります。
そして、どなたでも楽しんでいただける企画として絶賛開催中なのが、
「クライドルフ写真パネル」。
温泉地などによくある、顔を出して撮影するパネルです。
クライドルフの作品『花を棲みかに』より 《まま母さん》、の一部を用いて製作しました。
どなたでも無料で撮影できます。
もちろん、twitterやfecebookにアップいただいてOK。
※設置場所は会場入り口、出口付近など混雑状況などに応じて移動します。
土日・祝日はシブヤプロダクツ科のスタッフが交代で常駐し、
他のお客様のご迷惑にならないようアテンドさせていただきますっ。
お一人の方もスタッフが撮影しますのでお気軽にお声掛けください。
ちなみに中根も2日間シフトに入っております。
みなさまのご来場お待ちしております。
2011年12月23日に半年間の施設改修工事を経て、
いよいよBunkamuraがRe-OPEN!いたしましたっ。
これに伴い、Bunkamuraホームページもリニューアル。
画面がワイドになり、文字も大きく読みやすくなっています。
さらにBunkamura公式ツイッターもスタート(アカウントは@bunkamura_info)。
ザ・ミュージアムのページから、ミュージアム・ギャザリングのサイトへは、
従来以上にアクセスしやすくなりました。嬉しいっ。
ということで、今後ともミュージアム・ギャザリングをよろしくお願いいたします。
]]>浅草アートマラソン 2010→2011 <Project01>
〜3484cm vs Rie fu〜
[ 開催日 ] 2010年9月18日(土)・19日(日)
[ 時 間 ] 10:00〜22:00 (ライブペインティング。左記時間帯のうち、アーティストのアートプランにより、開催。)
[ 場 所 ] 浅草・六区ブロードウェイ 旧・浅草大勝館・工事仮囲い(通り側)
[キャンバス] サイズ: 横・34.84m×高さ・約3m
[ 観 覧 ] 観覧フリー