田島弘庸 Hirotsune TASHIMA

混沌とした社会の中で、個性を受け入れつつ人生を懸命に生きる反面、時代に流され、経済活動の餌食となっている現代人たち。作家自身の顔をアイコンとして、他人の人生に置き換えることで、各々の状況や問題に鋭い視点を当てている。

略歴

1969年広島生まれ。大阪芸術大学陶芸科卒業。NY州立アルフレッド大学修士修了。現在Pima collage 陶芸学科長教授(Tucson, US)。

アメリカ、ヨーロッパ各国での展覧会、レジデンス、ワークショップ多数。フェニックス空港、フェニックスコンベンションセンターのパブリックアート、デビッドボウイのアートコレクションに入っている他、日本では「たけしの誰でもピカソ」出演、岡本太郎賞入選、キリンアワード奨励賞、高橋コレクション、「あしたのジョー」等身大彫像大学寄贈など。

「Grab a Sub」
2013年
740h×460w×510d mm
Hand built multiple fired
stoneware

「黒急須ガール」
2011年
140h×270w×250d mm(3点組)
Hand built multiple fired
stoneware