2003年10月9日(木)〜10月19日(日)
舟越桂 新作版画展
現在、最も注目を集める彫刻家・舟越桂の
知られざる一面に触れる待望の新作版画展。
「つくられるべき歌」
リフトグラフ
2002年
Ed.50 76.2×55.8cm
©舟越桂
楠による独特の人物像で知られ、現在最も注目を集める現代彫刻家・舟越桂(Katsura FUNAKOSHI)。1988年ヴェニス・ビエンナーレ(伊)、1992年ドクメンタ\(独)、1996年20世紀の美術展(独)、1998年Art1998Chicago(米)など国際的な展覧会に数多く出品し、ニューヨークやサンフランシスコ、ロンドンでは個展を開催、世界を舞台に活躍し、日本を代表する作家として高い評価を得ています。
彼の生み出す人物像は、澄んだ瞳がどこか遠くを見つめ、誰もが共有しあう追憶や郷愁が漂い、確かな存在感を持って、観る者に語りかけてきます。
1987年より制作を続ける版画作品おいても、その表現力・描写力は十二分に発揮され、毎回新しい技法に取り組み、リトグラフ、エッチング、ドライポイント、アクアチント、木版など多岐わたる作品を発表しています。
人間の精神性をテーマにするような作家にとっては、どの分野をやろうと、どんな技法を使おうと、そんなに違いはないんじゃないかと思います。(略)デッサンでできないことは、版画ではできないでしょう。ただ目指すところは同じでも、デッサンでは出ないような味わいがやっぱり版画には出てきますから、何年かに一度「ああ、またやりたい」と思うんですよね。結局僕にとっては、彫刻も版画もデッサンも同じ美術ということかなと思います。(『舟越桂全版画1987―2002』(青幻舎)より抜粋)
「谷を守る」
リフトグラフ
2002年
87.5×68.5cm
©舟越桂
Bunkamura Galleryでは、過去4回の版画展を開催し、いずれもご好評いただきました。今回は新作リトグラフ4点に、これまでの足跡をご堪能いただけるよう旧作版画も併せて展覧販売いたします。奥深い魅力を改めて感じさせる舟越の新作版画展に、ご期待ください。
また会期中、舟越氏を迎え、サイン会を予定しております。
『舟越桂全版画1987―2002』(青幻舎)発売記念サイン会
10月12日(日)15:00〜
※サインは、当日会場内で書籍お買い上げの方に限ります。
「水のにおい」
木版
2001年
Ed.30 49×37cm
©舟越桂
「夜の来る部屋」
木版
2001年
Ed.30 49×37cm
©舟越桂
「あいまいな鏡」
リトグラフ
1994年
Ed.30 64×91cm
©舟越桂
開催期間中無休 営業時間:10:00〜19:30 入場無料
【お問合せ】Bunkamura Gallery 03-3477-9174