「ディオールと私」公開記念特集上映 モードと映画

ディオール、サンローラン、ジバンシイ、シャネル…有名ブランドが手がけた数々の衣装が映画の中で女優たちを輝かせてきました。映画史上に残る名作と、永遠のあこがれであるそのスタイルをぜひスクリーンでお楽しみください。

さよならをもう一度

1961年/アメリカ/120分/モノクロ/フィルム上映 監督:アナトール・リトヴァク 原作:フランソワーズ・サガン 出演:イングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンス 協力:東宝東和

フランソワーズ・サガンの小説『ブラームスはお好き』を豪華キャストで映画化。クリスチャン・ディオール亡きあと、弱冠21歳で後継者となったイヴ・サンローランが、ディオールでの最後の仕事として本作のバーグマンの衣装を手がけた。

女は女である

1961年/フランス=イタリア/84分/カラー/フィルム上映 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 音楽:ミシェル・ルグラン 出演:ジャン=クロード・ブリアリ、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド協力:ザジフィルムズ

ゴダールの長編第3作にして初のカラー作品。ココ・シャネルにその名を授かったアンナ・カリーナが身に纏う今も色あせない衣裳は、ゴダールが当時パリの街ゆく女性たちを観察し取り入れたもので、ファッションの都・パリのリアル・クローズが感じられる。

シャレード

1963年/アメリカ/113分/カラー/DCP 監督:スタンリー・ドーネン 音楽:ヘンリー・マンシーニ 出演:オードリー・ヘプバーン、ケイリー・グラント 協力:東宝東和

トレードマークであるジバンシィの衣装を身に纏ったヘプバーンがどこまでも魅力的なサスペンス・コメディ。監督は『雨に唄えば』などの巨匠スタンリー・ドーネン。ジバンシィとヘプバーン、ふたりの美しい友情は公私にわたり生涯続いたという。

暗くなるまでこの恋を

1969年/フランス/123分/カラー/DCP 監督・脚本:フランソワ・トリュフォー 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン=ポール・ベルモンド、ミシェル・ブーケ 協力:マーメイドフィルム

フランソワ・トリュフォー監督が華麗な映像美でみせる、ラヴロマンス・ミステリーの傑作。『昼顔』で衣装を担当して以来、ドヌーヴの長年のパートナーであり友人でもあったサンローランがデザインした彼女のゴージャスなドレスの数々は必見。

料金:¥1,200

*「ディオールと私」特別鑑賞券提示で1,000円
*大学・専門学生・小中高生は1,000円
※特別興行につき、各種サービスデー・シニア割引・その他の割引は適用外となります。

ディオールと私