『ラ・バヤデール』再上映決定!1/2(金)、3(土)

音楽:ルードヴィヒ・ミンクス
台本:マリウス・プティパ、セルゲイ・クデホフ
原振付:マリウス・プティパ
新版:ユーリー・グリゴローヴィチ
キャスト:スヴェトラーナ・ザハーロワ(ニキヤ)、マリーヤ・アレクサンドロワ(ガムザッティ)、ウラディスラフ・ラントラートフ(ソロル)

STORY

美しい舞姫ニキヤと戦士ソロルは密会し永遠の愛を誓い合う。しかし、こちらもニキヤに思いを寄せる大僧正がそれを盗み聞きする。
彼はソロルとニキヤの密かな関係を領主ラジャに告げ口し、ラジャは愛娘ガムザッティとソロルの結婚を決める。

作品の見どころ

ラ・バヤデール(インド寺院の踊り子)は古典のレパートリーに於いて要となる見逃せない作品である。
ニキヤとソロル二人の現世で結ばれることのない悲恋は豪華絢爛で神秘的なインドの背景と対照的である。マリウス・プティパの振付はユーリー・グリゴローヴィチが創り出す新たな舞台空間の中で絶妙に美しい。
「影の王国」として知られる場面はバレエ史の中でも最も有名なものの一つである。ボリショイのプリンシパル、スヴェトラーナ・ザハーロワとマリーヤ・アレクサンドロワはこのロマンティック・バレエの登場人物を生き生きと今に蘇らせる。
(2013年1月27日収録)