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Bunkamuraドゥマゴ文学賞

『ドゥマゴサロン 第14回文学カフェ』開催レポート

(2016.05.26)

 4月28日、第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞選考委員を務める亀山郁夫氏によるドゥマゴサロンが開催されました。

 「読んだことのないあなたのためのドストエフスキー入門」と題した講演会。世界に名だたる文豪の数々の作品について「名前は知っているものの実は……」「以前挑戦したものの挫折して……」という方もいるのではないでしょうか。ロシア文学・文化研究の第一人者による講演会への期待は高く、早々に満席になりました。

 10代でドストエフスキーに出会った氏は、大学での卒業論文での恩師の論評を機にいったん「決別」その後、50歳になって再びドストエフスキーに向き合うことになります。2007年の『カラマーゾフの兄弟』の翻訳で毎日新聞文化賞特別賞を受賞、以来『悪霊』『罪と罰』『白痴』と次々に翻訳に取り組んだ体験から、それぞれの小説のポイントが具体的に紹介されました。

 翻訳を通して、ドストエフスキーの魅力を再発見した亀山氏は、その情熱から2015年には初めての小説『新カラマーゾフの兄弟』を上梓します。創作に至った経緯から、人物造形、細かな仕掛けまでまさに作者でなければ語れないエピソードが数多く語られました。

 終了後も質問が続き、「ロシア文学の広さと深さに感銘を受けました」「ドストエフスキーを全部読みたくなりました」など熱い感想が寄せられました。


講演会のさらに詳しい内容は6月下旬発行予定の小冊子「LES DEUX MAGOTS PARIS Littéraire No.8」に掲載いたします。