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Bunkamuraドゥマゴ文学賞

パリ日本文化会館にて武田砂鉄氏講演会が行われました

(2016.02.22)

 1月27日、パリ日本文化会館にてBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞者・武田砂鉄氏による講演会が行われました。

 エッフェル塔のすぐ近く、セーヌ川沿いに建つ文化会館のガラス壁面にはパリの青空がよく映えます。この会館では日本の文化発信のため演劇、コンサートや講演会、展示など様々な取り組みを行っています。Bunkamuraドゥマゴ文学賞との取り組みは2014年の受賞者、恩田侑布子氏が嚆矢。「感情の華 恋と俳句」をテーマに講演会を行い、好評を博しました。

 今回の「日本の言論空間に溢れる紋切型の言葉」と題した武田氏の講演会には、現地在住のパリ市民のほか在住の日本人など約90人が集まりました。

 講演会開始前には通訳のジュリアン・フォーリ氏との入念な打ち合わせを行いました。通常の講演以上に、表現はあいまいながらそこに込められた意味が多様な「紋切型の言葉」を通訳するのは、ベテランのフォーリ氏でも苦労されたようです。

 日本語とフランス語、通訳を交えながら交互に講演会が進みます。政治家やネット社会でよくみられる「紋切型の言葉」は日仏で共通のものがあるようで会場からは笑いが起こっていました。

 著作の中でも触れられていますが、武田氏は「紋切型の言葉」を使ってはいけないと主張しているのではありません。なんとなく無難だろう、痛いところを突かれないようにこう言っておけば問題はないだろう、といった話し手の無意識の部分を分析し、問い直しをしているのです。熱心に聴いていた聴衆からは、「日本の閉塞感が良くわかった」「フランスにも似たような状況がある」といった感想とともに講演終了後も質問が続きました。

武田砂鉄氏の「受賞の言葉」はこちらから