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Bunkamuraドゥマゴ文学賞

『ドゥマゴサロン 第13回文学カフェ』開催レポート

(2015.08.17)

 7月28日、今年のBunkamuraドゥマゴ文学賞選考委員を務める藤原新也氏による講演会が開催されました。2月9日に行われた『ドゥマゴサロン 第12回文学カフェ「藤原新也が見た世界」』に続く今回のテーマは「作家のネットの使い方」。雑誌『アサヒグラフ』で強烈な印象とともに世に現れた藤原氏。その後、さまざまな雑誌やフリーペーパーなどの紙媒体を経て、今はネットメディアでどんな挑戦を続けているかをお話しいただきました。

  会場となったのはBunkamuraオーチャードホールのビュッフェ。普段はコンサートやオペラの幕間に、ドリンクを楽しんでいただくスペースに巨大なスクリーンをしつらえ、藤原さんの写真を交えながら話が進んでいきます。集まったお客様の中には、熱心な読者の方も多く、頷きながら話に聞き入っていました。

 インターネット自体は1995年ごろから使い始めていたという藤原氏。対価が発生しない、あいまいで無責任な発言がはびこっているなどの不健康さを感じて、3年前から「キャットウォーク」という会費制・2000人限定の会員サイトを立ち上げました。ここでは、藤原さんが発信したものにすぐに反応があり、作家からの一方的な情報発信にとどまらない健全なコミュニケーションが図れていると言います。既存の紙メディアではできない表現に、藤原氏自身が心から楽しんでいる様子がうかがわれました。写真や文章にとどまらず、音楽や動画を交えた多数のコンテンツがそろっているのも多彩な活動を続けていた藤原氏ならでは。

 新しいメディアにも果敢に挑戦を続ける藤原氏が果たして、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞にどんな作品を選ぶのか、どうぞご期待ください。

撮影:石田昌隆