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Bunkamuraのご案内 Bunkamuraのコンセプト Concept

フランチャイズ・システム

Bunkamuraを本拠地とするオーケストラとバレエカンパニー

Bunkamuraは日本初のフランチャイズ制の運営形態を導入しました。欧米では、劇場にオーケストラやバレエ団が所属していることが多く、そこを本拠地に活動しています。これは、そうした恒常的に劇場を使用する団体がいることで、ホールや劇場はその特性や魅力を最大限に発揮でき、また、芸術家にとっても、本拠地があることで、実力を磨き更に成長できるなど、多くのメリットがあるためです。このシステムが、Bunkamuraの個性を創り、日本の文化・芸術を高めることにつながると考え、開館時よりオーチャードホールは東京フィルハーモニー交響楽団と、シアターコクーンはオンシアター自由劇場とフランチャイズ契約を結び、多面的に成果をあげてきました。(オンシアター自由劇場は、1996年2月のオンシアター自由劇場最終記念公演をもって任期を満了)

2018年11月より、東京フィルハーモニー交響楽団に加え、新たにKバレエ カンパニー(現:Kバレエ トウキョウ)とフランチャイズ契約を締結しました。(報道発表はこちら
想像性に満ちた芸術団体と長期的な協力体制を組むことで、劇場としてより多角的な広がりを持つことが可能になります。これからもBunkamuraオーチャードホールでは、アーティストと劇場が一体となり生まれる、いっそう豊かな芸術の提供を目指してまいります。

©上野隆文

東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra

 1911年創立の、日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約130名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。
 Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会を中心とする自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』、NHK『名曲アルバム』、テレビ朝日『題名のない音楽会』、テレビ東京『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏により全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。
 海外公演も積極的に行い、近年では2014年3月のアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアー、そして2015年12月には日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市でソウル・フィルハーモニー管弦楽団と合同で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を行い、国内外の注目を集めた。
 1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。また東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市および公益財団法人長岡市芸術文化振興財団と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

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©Shunki Ogawa

Kバレエ トウキョウ
K-BALLET TOKYO

 1999年、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして世界の頂点を極めたバレエダンサー熊川哲也が、自ら芸術監督を務めるKバレエ カンパニー(現:Kバレエ トウキョウ)を設立。設立当初より古典全幕作品を中心としたレパートリーに意欲的に挑み、熊川自身が古典に対して抱いてきた敬意と理想を形にしたプロダクションを「熊川版」として次々と発表。『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』といった古典バレエの名作をはじめ、オペラ原作の『カルメン』、台本・音楽から全ての構成を手掛けた完全オリジナル作品『クレオパトラ』を全幕バレエとして初演。そのレパートリーは全幕だけでも12作品を数えるほか、アシュトン、バランシン、プティなど世界的振付家の作品などレパートリーは多岐にわたる。
 2005年には、専属オーケストラとしてシアター オーケストラ トーキョーを設立。カンパニーの成長と発展は、国内外での評価にも顕著に結び付き、クラシック・バレエ界として初の朝日舞台芸術賞受賞や、海外では、2004年NYのメトロポリタン歌劇場で開催された「アシュトン記念公演」に招聘されている。
 また、2015年1月からは「ローザンヌ国際バレエ・コンクール」に日本のバレエ団で初めてオフィシャルパートナーカンパニーとして提携。本物のバレエ教育の振興のために2003年に創立したKバレエ スクールも現在全国に6校を展開し、スクール20周年の節目となる2023年にはプロ育成を目的としたKバレエ アカデミーも設立。国内外で活躍するプロのダンサーを生み出している。
2023年9月からは、名称をK-BALLET TOKYOに。グローバルシティ東京において、外国の方が日本にバレエを見にくるような新たな文化交流を担う団体としても、その活動を広げるべく、進化し続けている。

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